昨今、政府も主導して日本でも進められているキャッシュレス決済。
スマホ決済やクレジットカード決済が町のいろいろな所で導入され、便利な世の中になっていますよね。
キャッシュレス決済を導入してみると「あれ?もう財布っていらないんじゃない?」という考えも沸いてきます。
しかし本当にキャッシュレス決済で財布は不要になるのでしょうか?
キャッシュレス決済で財布は不要になる?
先に結論を言ってしまうと、キャッシュレス決済を導入しても財布はまだまだ必要な人が多いです。
それでは、キャッシュレス決済でも未だに財布が必要な理由をいくつか見ていきたいと思います。
免許証などの身分証明書の持ち歩きに必要
キャッシュレスだけで生活してるので職場に財布いらないだろうと置いて行こうとしたけど財布に免許証が入ってた危なかった
— よるたけ (@YoruTake) November 19, 2020
財布の中に免許証などの身分証明書を入れて持ち歩いている人は多いのではないでしょうか?
免許証は車の運転時はもちろん、身分証明書のコピーが必要な時に提出を求められたりします。
キャッシュレス決済に慣れすぎて、財布に免許証を忘れて運転してしまったら、免許不携帯ってしまう危険性もあります。
仕事や急用などで、急に車を運転する機会もある事を考えると、免許証は財布に入れてつねに持ち歩いた方が良さそうです。
クレジットカードの持ち歩きに必要
子供がいるから財布を持たなくていい
— かな (@kananan_nanna) September 24, 2019
スマホで支払えるから便利って意味不明
スマホ決済は絶対したくない
キャッシュレス決済ならクレジットカードでやる
セキュリティ面考えると絶対クレジット会社の方が信頼出来る
財布は落としたら終わりって言うけどスマホ落とすのもかなり終わるよ
スマホでの決済というと、PayPayなどのQRコード決済や、モバイルSuicaなどの決済が主流でしょう。
しかしPayPayなどのQRコード決済は、サービス開始してまだ時間が経っておらず、ニュースでも度々問題が指摘されています。
またスマホが壊れてしまったり、充電がなくなってしまったり、でアプリにログインできなくなる可能性もあります。
そういった事を考えても、キャッシュレス派の方もスマホ決済+クレジットカードやスマホ決済+現金のように、様々な支払い方法に対応できるようにしておきたいです。
クレジットカードや現金を持ち歩くのは、やはり財布が便利でしょう。
レシートや領収書の一時保管に必要
そういえば、最近これからはキャッシュレスの時代だとか思って色々やってるけど、レシートやらクレジット控えやらとか渡されるので、それをしまいために財布が結局いるよね、てことになってるわけですが、これはレシートロール業者の陰謀ですかね。
— 砌 朱依(みぎり あけい) (@overchrome) March 22, 2019
決済はキャッシュレスでも、買い物をすると必ずレシートや領収書が必要になります。
家計簿をつける時や、何等かの保証書、会社の経費の精算などレシートや領収書が必要な機会はいまだに多いはず。
財布はレシートや領収書の一時保管先として最適です。
緊急時に現金が必要なことも
「小銭」は災害などの緊急時に必要になることがあります。特に自動販売機や公衆電話を使う時には、「小銭」が必要になります。しかし、財布や小銭入れに用意しておくのには限界があります。そこで、コインケースに金額毎に分けておくと便利です。気軽に小銭貯金の感覚で始めてみてはいかがでしょうか? pic.twitter.com/naAUUPbGW9
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) April 8, 2018
日本が災害大国なのは言うまでもないですよね。
いざ大災害が落ちたときに、スマホやネットは使えない状態になってしまいます。
充電ができないだけでなく、基地局が壊れてしまったり、サーバーがダウンしてしまったら、キャッシュレス決済はどうにもなりません。
そんないざという時に力を発揮するのが、お札や小銭などの現金決済です。
自動販売機や公衆電話でも使えるのが現金の良い所ですね。
いざという時はやはり、アナログなお金が一番強いです。
また、災害時でなくとも、ラーメン屋に代表されるような食券の機械や、駐車場の機械などはいまだに現金支払いの物が多いです。
こういった事も考えると、現金の需要はまだまだある事がわかります。
このように、キャッシュレス社会が進んでも、今すぐ財布がいらなくなる!という事は無い事がわかります。
ここまでを簡単にまとめると、以下のようになります。
諸外国では、キャッシュレス決済が進んでいる国もあるようです。
しかし日本の今の環境を考えると、財布を手放してしまうのはかえって不便になってしまうのではないでしょうか?
キャッシュレス時代に合った財布とは?
財布はいまだに必要ではありますが、キャッシュレス決済の登場によって、財布のトレンドは確実に変化しています。
今まではポイントカードなども入るラウンドファスナー型の財布や長財布などの大きな財布が人気でした。
しかし、現金の使用機会が減ったり、ポイントカードはスマホアプリに変わったりしている昨今、小さい財布が人気を博しています。
ポケットに収まるようなサイズ感で、最低限の現金と、重要なカード類を持ち歩けるようなスタイリッシュな財布が注目です。
例えば、アブラサスというブランドでは、キャッシュレス時代に合った「薄い財布」や「小さい財布」という財布で注目を集めています。
キャッシュレス決済しかしないので遂に財布をミニマムにした。話題のアブラサス。とても可愛いぞ。ポッケも膨らまない!最高 pic.twitter.com/Eafox76Hyq
— ろこ (@rococoann) February 29, 2020
アブラサスの小さい財布買った
— TKY (@bayarys) February 14, 2019
凄くいい、キャッシュレス時代にマッチしてる
_φ(・_・ pic.twitter.com/1nIQlrgoQs
アブラサスはそのデザイン性の高さから、グッドデザイン賞まで受賞しています。
アブラサスの財布の評判についてもっと知りたい場合は、以下の記事もご覧ください。
また、アブラサス以外にもコンパクト財布、ミニ財布を多くのブランドが出しています。
キャッシュレス時代にあったスマートな財布は、あなたの生活をスマートな物にしてくれるでしょう。
今現在大きくて持ち歩きにくい財布を使っているのなら、時代に合わせたキャッシュレス財布に買い替えるのがおすすめです。
以下の記事では、キャッシュレス時代におすすめなコンパクト財布やミニ財布を紹介しています。